風の吹きしく

日記とか、考えたこととかをばらばらと。

ゴジラ-1見た。気づいたら恐怖で手と歯が震えてた。

たまに映画見に行く一般人の、特にネタバレとかも気を使ってないただの感想です。


今更ながらゴジラ-1やっと見たけど、面白い!!

シン・ゴジラが災害と官僚の話なら、これは戦争と家族の話だった。

あと、とにかく出てくるシーン出てくるシーンゴジラが圧倒的すぎてえ?かなうわけなくね?ってなってた。

あんまりにも怖すぎて気づいたら手が震えてたし、なんなら歯もカチカチいってた笑笑

さらに、後半めっちゃ泣いてたので、身体ブルブル震わせながら涙流しまくってる人になってて、近くに人いなくて良かった〜と思った。(田舎だし深夜だから、同じスクリーンで見てる人全部で5人くらいしかいなかった)

 

 

新生丸のメンバーめっちゃ好き笑

艇長いいよー!こういう腹座ってて前向きでカラッとしてる上司はね、端的に言って危機の時にめっちゃ心強いんですわ。私の上司になってください。災害対応の時に指揮とって欲しい。


あと学者の野田さん良かった〜!ちょっとほわっとした浮世離れした雰囲気が、めっちゃ学者感ある。かと言って浮世離れしすぎずちゃんと人の痛みを知り、専門知識もあるところが最高。


そして若者の水島君もよい!若者ゆえ、戦争を知らないゆえの屈折のない明るさ、呑気さが他の大人組とのいい対比にもなってたな〜。


あと、澄子さんも良かった。澄子さん役をしてたの安藤サクラだったんだって、クレジット見て気づいた。めっちゃおとなりにいそうなおばちゃんだった。最後に電報握りしめながら敷島の胸叩くシーンが何故か印象に残ってる。


のりことあきこちゃんも良かったー!中盤、のりこ!のりこぉぉぉ!!って敷島と一緒に私の心も打ちのめされた。最後、会えて良かったよー!幸せになってくれぇぇー!!首の痣は知らねえ!!!海中で再生される肉塊も知らねえ!!!!

 

敷島は、見てる間すごい感情移入して見てたのでめっちゃつらかった。生きよう、生きたいという気持ちと、生きることへの罪悪感で押しつぶされそうになるのが行ったり来たりして、本当につらい。戦後の日本人、こんな気持ちを持って生きてきた人もたくさんいたんだろうな。


まさかゴジラ見て、戦争のことを考えるなんて思いもしなかったけど、凄惨な戦争があり、焼け野原の日本で復興していった、ということにもっと思いを馳せたいし、色々知らねばならないよな、ということを思った。


簡単には書き表しきれないけど、めちゃくちゃ面白かったし、色々と思うところあったなあ。

そして、何よりも迫力が凄すぎて、もう一度あのゴジラの咆哮を劇場で聞きたい、見たいって気持ちになってる。


なお夫に「ゴジラ迫力ヤバすぎて気づいたら手が震えてた」って報告したら「絶対見に行く」っていってた笑