じいさん(義父)が倒れた。
じいさんと言ってるけど、六十ちょっとすぎくらいなので田舎では全然若い部類である。まあ世間一般でいえばじいさんなんだけど、人口の70%くらいが六十過ぎ(体感)の田舎の集落ではそれなりに若手になる。
命に別状なく、後遺症なんかもそこまでないようでほっとしたけど、脳梗塞で入院と聞いた時には家族全員に衝撃が走った。
ひょっとして介護始まるかも?というのに加えて、田畑のもりや出合い(男女が会うことじゃなくて集落内の草刈り、溝掃除などの共同作業のことです)どうしよという心配が頭をよぎった。
いまじいさんが田んぼのあれこれや草刈り、みぞ掃除なんかをやってくれてるけど、できなくなったら平日仕事してる私たちが土日草刈りしても間に合わない。そもそも土日がほぼ草刈りだけで潰れてくのはさすがに無理だし嫌だ。
こうやって兼業農家の家は年々農家でいるのをやめてくんだろうな~。
あと心配になったのは、じいさんが戻ってきたときに車の運転できるのか?ということ。
最寄りのスーパー・コンビニまで徒歩だと片道一時間はかかる田舎において、車の運転できなくなるのはめちゃくちゃつらい。
近所の畑には行けるやろって思うかもしれないけど、それも軽トラ前提の作業が主なので、車の運転ができなくなるというのは、うちのじいさんにとっては足がなくなるくらいつらいだろうなー。あちこち自分で好きに行動するの好きな人だからなー。
そう考えてくと、やっぱり自動運転は早く導入されてほしいな! と思う。
このまえタクシードライバー80才まで可能になんてニュースもみたけど、正直80近くのおじいちゃんの運転する車はちょっと怖いよ。それより早く自動運転できるようになってほしい。
と思っていたら、2023年4月に法改正されて、自動運転レベル4までは可能になったらしい。全然知らなかった。これから実証実験などを経て、実用化に向けた技術開発が進んでいくだろう、ということなので、楽しみですね。
「自動運転レベル4」解禁! それで何がどう変わる?
https://www.webcg.net/articles/-/47963
ちなみにじいさんはほぼ以前と変わらない状態で帰ってきました。よかったよかった。