風の吹きしく

日記とか、考えたこととかをばらばらと。

富山と金沢に遊びに行った

ただの日記。

11月3日、4日で富山と金沢に遊びに行った。

 

3日は富山。

お昼をホタルイカミュージアムの二階の食堂で海鮮TKGを食べ、ホタルイカの沖漬けとTKGの組み合わせがおいしすぎて「ホタルイカのうまみが凄い」とめっちゃ言っていた。

 

その後、富山駅へ向かい、トラム(路面電車)に乗ってガラス美術館へ。子供たちは路面電車に大興奮だった。

ガラス美術館は、1階に展示してあった木製のピタゴラスイッチみたいなからくりがおもしろかった。もちろん子供たちはこれにも大興奮。

あと、ガラス美術館の建物自体の建築物としての造形に圧倒された。ビル全体に吹き抜けがあるけど、それが斜めに通っていて、エスカレーターで上階に上りながら見下ろすだけでもワクワクする空間だった。街中にこんな凝った建物あるの凄すぎない? 富山。

設計したのは隈研吾氏で、とても有名な建築家なのだそうだけれど、全然知らなかった。今後、隈研吾さんが設計した建物を見に行くのもおもしろいかもしれないと思った。

 

日も暮れてきたので、富山駅でお土産を買ってブラックラーメンを食べておしまい。

 

4日は金沢に行った。東茶屋街でフルーツ大福と棒茶をいただき、ぶらぶらと街並みを楽しむ。観光客がとても多かった。途中、やけに人が多いな…と思ったら何かの撮影らしく大久保佳代子さんと極楽とんぼの加藤さんと小泉孝太郎さんがいた。あと、金箔ソフトクリームの並びがすごかった。

その後は石川県立図書館へ。こちら去年新しく建ったらしいけど、これまた建物に加え本の配置も含めたデザインに圧倒された。全体の雰囲気も素晴らしいけど、細部まで細やかに作られていて、あちこちにまるで隠れ家のようなスペースがあるものワクワクする。子供用のスペースも広くて遊技場のような場所もあり、毎日通っても絶対に飽きないと思う造りだった。あとから調べて知ったけどコンセプトが「公園のような図書館」らしい。こちらの設計をしたのは千田満氏とのこと。

 

図書館を堪能したあとは、おそめの昼食ということで寿司食いねぇ!という地元で有名な回転ずしチェーンへ行ってお寿司を堪能した。とってもおいしい。石川県民の寿司への支出は全国トップらしいが、こういうおいしいお寿司チェーンがたくさんあるならそれも納得。

 

そんな感じで富山と金沢を楽しんできて思ったことだけど、北陸の富と歴史と産業と芸術の蓄積がすごいなと思った。特に芸術。

 

観光産業を育てよう、みたいなことを思ったときに「ある程度」より先にジャンプするためには、芸術的なアプローチが必須なんだろうな…みたいなことを思った。でも芸術って普段触れてない人には理解できないから「ゲイジュツなんて腹の足しにならないもんにそんな金かけてどうすんの?」ってなるんだろうな。うちの地域ではそういう風潮があるもんなあ。

 

あと、ホタルイカの黒造りのタレだけでも調味料として売ってくれないかな? あれめっちゃおいしいです。